東京都千代田区神田佐久間町1丁目11番地 産報佐久間ビル8階
サービスやプロダクト、ビジネスを企画する上で肝となるのは、どのようなニーズ・課題に対してどのような価値提案を行うのか、というコンセプトでしょう。
今回は、このコンセプトの中核になる「ユーザーの本質的な要求」を探るためのワークショップを開催します。
(ユーザーの本質的要求とは、ユーザーの心理のより奥底に眠る本当の要求を指します)
ワークショップでは、エクスペリエンス・ビジョンで紹介されている上位下位関係分析法を用います。
上位下位関係分析法とはインタビューなどから得られたユーザーに関する事象を元に、その行為目標、さらに
行為目標から上位にあたるニーズ、さらにその上位の本質的要求を、上位下位の関係分析によって導きだすものです。
今回は、ターン制のチーム型ブレストの形式で、上位下位関係分析を行います。ターン制のチーム型ブレストとは
今回のワークショップの素振りから得られた進め方で、参加者の多様性を活かしつつ、強制的な発想を生みだす
ブレインストリーミングになります(こちらのシャッフルディスカッションが考え方としては似ています)。
<ワークショップ開催の経緯>
昨年エクスペリエンスビジョンが発刊された折に、実際に内容をワークショップ形式でなぞってみようと有志で
素振りを行っていました。半年かけてひととおりなぞることが出来ました。今回のワークショップはこの時に得られた
知見と経験をもとに、開催します。ワークショップとしての完成度はまだまだこれからです。参加者の皆さんと一緒に
このワークショップを試してみたいというスタンスのため、β版としています。
<宿題>
参加にあたっては、事前の宿題があります。以下のテーマで、フォトエッセイをgoogle docに書いてきて下さい。
[テーマ]
出来事・イベント・モノ・場所に対してのエモーションをリアルタイムにログに残すことができるリアクションサービス
(を作るためにユーザーの本質的な要求を探りたい)
[宿題]
感情をリアルタイムにログを残したいと思った出来事やイベント、モノ、場所をフォトエッセイとしてまとめてください。
google docにて、1枚に収めるようにしてください。フォトエッセイの例。
フォトエッセイでは事象とそれに対して何を思ったかをいくつか挙げるようにしてください。
※フォトエッセイで事象が集まるかが最初の肝となるため、内容は事前に確認します。
[フォトエッセイとは?]
こちらのサイトのエントリを参考にして下さい。
<アジェンダ>
19:00 - 19:30 開場
19:30 - 21:30 ユーザーの本質的要求発見ワークショップ
[形式] ワークショップ
[ファシリテーター] 市谷 聡啓
[WSの流れ]
1. 参加者を1チーム6名の2チームに分けます
2. 各チームで、各自のフォトエッセイを共有
3. 各チームで、フォトエッセイを元に上位下位関係分析を行う
4. 発見できた本質的要求をチーム間で発表
<題材書籍>
エクスペリエンス・ビジョン: ユーザーを見つめてうれしい体験を企画するビジョン提案型デザイン手法
<ご案内>
本企画は無料のため、とくにチケットをお持ち頂く必要はありません。
当日は必ず、19時30分までにお集まり下さい。
イベントの情報については、DevLOVEなMLでも案内します。これを機会に是非、MLへのご参加下さい。
DevLOVE LINK
DevLOVEのFacebookグループにぜひご参加下さい。
DevLOVE Park
問い合わせ、ご連絡は、こちらまで。お気軽にどうぞ。
developlove@gmail.com
企画者 市谷聡啓(@papanda)
DevLOVEとは、開発(Develop)を愛する人たちの集まりです。 この集まりでは、開発の楽しさを再発見し、広げるために、下記3つのコンセプトのもと、明日の開発の現場に役に立つことを目指した勉強会やイベントを開催しています。 開発の楽しさを発見しよう。広げよう。 開発の現場を前進させよう。 自分から越境しよう。 新DevLOVEサイト: https://devlove.link...
メンバーになる