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住んでいる場所で働き方を決める時代は終わりました。 〜新たなワーキング・コニュニティを静岡からはじめよう〜

2020-07-22(水)20:00 - 21:30 JST

Zoom開催

詳細

新たなワーキング・コミュニティをはじめよう(静岡ギルド)

Covid-19は、働き方のリモート化を推し進める要因に結果的になりました。多くの現場、人たちがリモートワークへの適応を進めている状況下にあると思います。こうした「仕事する場所を選ばない」方向性は、私達の働き方をより変えていくことになるでしょう。

今後の方向性とは、「東京への一極集中から、地方へ」ではなく「場所前提からの開放」「集中から、"どこでもある" へ」ではないか、と考えます。この数年で、「副業/複業」や「個人で働く」こともずいぶん広がっています。より場所を選ばず、私達はそれぞれのありたい形で働き方を選択できるようになっていると言えます。

今回のイベントは、そうした新たな働き方、これからのソフトウェア開発をテーマに開催します。同時に、 ワーキング・コミュニティ「静岡ギルド(仮)」のキックオフにもあたります。そうこれから、新たな働き方を支えるコミュニティを立ち上げていきます。

「なぜギルドなのか?」

複業、個人で働くが広がったとはいえ、「チームでつくる」「誰かとともに仕事する」という意義がなくなったわけではありません。むしろ多様な働き方を前提としながら、どのようにチームで成果を挙げていくのかが問われています。

ただ単にバラバラとあるのではなくて、それぞれは自律しながら、それでいてともに仕事にあたれるような関係性。ぱっとプロジェクトを立ち上げ、集まり、そして終わったら解散する。自律した働き手が集まるコミュニティとはそのような機動力を下支えする場所と言えます。こうしたイメージから、中世の職人組合「ギルド」を、コミュニティイメージとして掲げています。

「なぜ静岡なのか?」

働く場所を問わないと述べながら、なぜ「静岡」と銘打っているのか。場所を問わないコミュニティだからこそ、当初よりリアルに集まれる場所を用意すること。これは私(市谷)が、これまでギルド的な組織やコミュニティを運営してきての学びです。

チャットなどデジタルな場所やzoomなどのweb通話ツールがあれば、コミュニケーションを確保することはできます。ですが、よりお互いの関係性を一定以上深めていくためには、やはり、定期的にリアルに顔をあわせて、身体を伴うコミュニケーションが必要になってきます。

直近はcovid-19の状況もあるため、集まりにくくなっていますが、ゆくゆくは定期的にリアルな会合も開いていくつもりです(静岡在住に限らず遠方の方でも参画できるように、リアルとデジタルの複合開催のイメージです)。

「静岡」という場所を選んだのは、以下の理由からです。
・既にこれまでの活動によりデベロッパーコミュニティが存在する
・東京からの距離感
地域企業とこの取り組みを進めていける目処が立った
という点が挙げられます。詳しくは本会で、お話しますがワーキング・コミュニティとして運営していくにあたり、企業との協働があるのとないのとでは大きな開きがあります。

「住んでいる場所で働き方を決める時代は終わりました」

ぜひ、このイベントに新たな働き方を模索される方に来ていただきたいと思います!
「静岡」ギルドではありますが、活動の主体はデジタル。繰り返しになりますが、住んでいる場所に基づいて働き方を考える時代は終わりました。

どなたでもご参加下さい。そして、アフターコロナのソフトウェア開発のあり方を一緒に作っていきましょう。
本イベントは、ギルド的な働き方を長らくともに取り組んできた増田亨さんと、市谷聡啓の2人の対談ベースで進めていきます。

予定している内容

20:00 - 21:00 増田☓市谷 対談「新たなワーキング・コミュニティをはじめよう」
       - アフターコロナのソフトウェア開発、何が変わり何が変わっていないのか
       - 新たな働き方、新たなソフトウェア開発を、東京の外で始める
       - 静岡ギルド(仮)のイメージ、どういう場作りを始めよう

21:00 - 21:30 Q&A

<対談>

増田亨 さん ( @masuda220 )


<プロフィール>
有限会社システム設計 代表
業務アプリケーションのアーキテクト。
ビジネスの関心事を正しく理解し、顧客に価値あるソフトウェアを届けるために、段階的な発展性を重視したCCSR開発手法に取り組んでいます。
CCSRは、要件定義に RDRA を使い、プログラミング言語(Java)で仕様を記述し JIG で可視化をしながら「継続的・並行的・段階的な発展」をさせてゆく開発手法。
・書籍「現場で役立つシステム設計の原則
・ブログ「ソフトウェア設計を考える

市谷 聡啓 ( @papanda )


<プロフィール>

株式会社レッドジャーニー 代表
DevLOVE オーガナイザー
サービスや事業についてのアイデア段階の構想から、コンセプトを練り上げていく仮説検証とアジャイル開発の運営について経験が厚い。プログラマーからキャリアをスタートし、SIerでのプロジェクトマネジメント、大規模インターネットサービスのプロデューサー、アジャイル開発の実践を経て、自らの会社を立ち上げる。それぞれの局面から得られた実践知で、ソフトウェアの共創に辿り着くべく越境し続けている。訳書に「リーン開発の現場」がある。著書に「カイゼン・ジャーニー」「正しいものを正しくつくる」「チーム・ジャーニー」「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」がある。
プロフィールサイト:https://ichitani.com/

イベントの進め方

・ZoomのイベントURLを参加者にメールで送りますので、Zoomで参加してください。なお、通信の不具合などで当日配信できない場合もあります。ご承知おき下さい。

DevLOVEとは

DevLOVEはデベロッパー(プログラマー、デザイナー、etcetc)が集まり、昨日より今日、今日より明日と、各々が各々の現場を前進させていくための場です。

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DevLOVEとは、開発(Develop)を愛する人たちの集まりです。 この集まりでは、開発の楽しさを再発見し、広げるために、下記3つのコンセプトのもと、明日の開発の現場に役に立つことを目指した勉強会やイベントを開催しています。 開発の楽しさを発見しよう。広げよう。 開発の現場を前進させよう。 自分から越境しよう。 新DevLOVEサイト: https://devlove.link...

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