Zoom開催
DX(デジタル・フォーメーション)は、黒船と言えます。変革が日常的なテーマとして迫られる時代。それが、今です。黒船と言えば、外部からの脅威として語られることが多いですが、DXは違います。内部からの変革なのです。また、コロナ禍がデジタル化を急ピッチで進めなければならないという状況を生んだことも確かです。こうした外部環境の変化に適応しながら、内側を変えていく。これがDXという黒船なのです。
ところが、多くのエンジニアが置かれた状況は、いまだにアジャイル開発の導入検討さえできていない現場のほうが多いという現実です。旧態依然とした日本のエンジニアリング環境での壁は高いと言わざるを得ません。
今回は、2003年からアジャイルの源流の一つ、XPとともにエンジニアリングを突き進めてきた、神部知明さんをお招きして、この現代に適した「これからのアジャイルのはじめ方」を模索したいと思います。温故知新。日本のアジャイルの歴史から辿ることで、得られる学びも数多あるはずです。
「これからのアジャイル開発」に取り組む方々、とくに情シス部門やSIベンダーなどで、旧態依然の開発環境にいる同朋たちよ、集まれ。
本会は、静岡ギルド(静岡のエンジニアリング&ワーキングコミュニティ)の勉強会として開催します(ギルドは現在準備中です)。ですがこの勉強会は、どなたでも参加できます。Zoom上では地域の距離なんて関係ありませんね。みんなで、今回のテーマを探索しましょう。
20:00 - 20:50 "これからアジャイル"のはじめ方を、アジャイルの源流XPから辿る
話し手: 神部 知明 さん
2003年ウォーターフォール型のSI受託開発に限界を感じ、XPの導入に踏み切りました。何が限界だったのか、WFにXP導入?、その後の様々な案件でのアジャイル実践で取り組んで来たことをお話します。
アジャイル始めるのは良いけど、なんかおかしな方向に行ってること多くない?このままで良いのか?どこから手を付けるのが良いのか? 等、議論できればと思います。
・DXとアジャイル開発 ~ 皆がなぜアジャイル開発を理解できないのか
・SI現場の開発に限界を感じた2003年、WF開発にXPを組み込む
・巨大SIerの中でのアジャイル開発、その中で起きる様々なこと
20:50 - 21:30 対談 & Q&A
<プロフィール>
山梨大学工学部大学院 計算機科学科修了後、1993年富士通静岡エンジニアリング入社。
2003年当時、SI受託の開発リーダーとして品質問題や疲弊してゆく現場に直面。品質や技術者育成の課題解決策としてXPに取組み、それ以降一貫してソフトウェア開発の現場でアジャイル開発を実践。
2017年Agile+開発センターを立ち上げ、富士通グループ内外へアジャイル開発の導入支援やアジャイリストの育成を行っている。
参考)テクノロジーコラム集(アジャイル)
<プロフィール>
株式会社レッドジャーニー 代表
DevLOVE オーガナイザー
サービスや事業についてのアイデア段階の構想から、コンセプトを練り上げていく仮説検証とアジャイル開発の運営について経験が厚い。プログラマーからキャリアをスタートし、SIerでのプロジェクトマネジメント、大規模インターネットサービスのプロデューサー、アジャイル開発の実践を経て、自らの会社を立ち上げる。それぞれの局面から得られた実践知で、ソフトウェアの共創に辿り着くべく越境し続けている。訳書に「リーン開発の現場」がある。著書に「カイゼン・ジャーニー」「正しいものを正しくつくる」「チーム・ジャーニー」「いちばんやさしいアジャイル開発の教本」がある。
プロフィールサイト:https://ichitani.com/
・ZoomのイベントURLを参加者にメールで送りますので、Zoomで参加してください。なお、通信の不具合などで当日配信できない場合もあります。ご承知おき下さい。
DevLOVEはデベロッパー(プログラマー、デザイナー、etcetc)が集まり、昨日より今日、今日より明日と、各々が各々の現場を前進させていくための場です。
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DevLOVEとは、開発(Develop)を愛する人たちの集まりです。 この集まりでは、開発の楽しさを再発見し、広げるために、下記3つのコンセプトのもと、明日の開発の現場に役に立つことを目指した勉強会やイベントを開催しています。 開発の楽しさを発見しよう。広げよう。 開発の現場を前進させよう。 自分から越境しよう。 新DevLOVEサイト: https://devlove.link...
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