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ディシプリンド・アジャイル・デリバリー 〜アジャイル開発の現実解〜

2013-07-16(火)19:30 - 21:30 JST

TIS株式会社

東京都新宿区西新宿8-17-1 住友不動産新宿グランドタワー14F

詳細

Got Discipline? 用意はいいかい?

アジャイルを、というよりは ソフトウェア開発を、どのように進めていくか、どうやって成果を
上げるかはチームに常に突き付けられる課題であり、これにあたるのは使命といえます。

開発とは、あらかじめ用意された要求をコードにしていくだけにあらず、関係者がどんな
ミッションで目の前のプロジェクトにあたっていくのかという方向付け、そして、構築した
ソリューションを利用者の手に届けるための移行まで含めて、デザインが求められます。

では、私たちが持っている道具には何があるのでしょう。現実の現場にあたったとき、現実の顧客
現実のプロダクトオーナー、現実のチームに(さえ!)、向き合ったとき、果して私たちが手に
している道具で立ち回ることはできるのでしょうか。
否、それ以前に道具が揃っているだけでは
現実の課題には通用しません。
どんな時にどんな道具を使うのか。プロフェッショナルとしての振る舞いが求められます。

Scott W.Amblerが書籍としてしたため、今回翻訳が刊行された、
ディシプリンド・アジャイル・デリバリー(以下DAD)は、われわれのソフトウェア開発を支える一冊に
なりうるものです。
Scottは、アジャイルを中心に、10年あまり脈々と発見され、積み重なってきた
知恵を整理しこの書籍にまとめています。
中身は、知恵の詰まった道具箱であり、それをどう使えば良いのか示唆しています。
決して、"大規模開発"の文脈に限ったものではなく、ソフトウェア開発の多くの挑戦者の助けに
なるはずです。
一方で、渾身が込められているだけに、読み解き、使いこなす難しさもあります。
今回のDevLOVEは、このDADを読み使いこなすための、機会を設けました。

対象参加者
・アジャイルなガイド本をまずは一冊、二冊読んでみたものの、次にどうしていくか悩んでいる方。
 (皆悩んでます。えいやと現場に飛び込む前に、ここへ寄ってからにしましょう)
・10年あまりアジャイルをおいかけてきたベテランの皆さん。
 (Scottが10年の時を経てなぜDADというプロセスをまとめたのか。思いを馳せましょう)

参考書籍
ディシプリンド・アジャイル・デリバリー エンタープライズ・アジャイル実践ガイド
Scott Amblerのその他の書籍
アジャイルモデリング―XPと統一プロセスを補完するプラクティス
データベース・リファクタリング

参加者特典!
参加者全員に、翔泳社さんのウェブ書店SEShopでの書籍購入に割引が効くクーポンを発行します!ぜひご利用ください。
企画協力 翔泳社


アジェンダ
19:00 - 19:30 開場
19:30 - 20:30 「DAD本(ディシプリンド・アジャイル・デリバリー)の歩き方」
       DADのテーマである 「リズム」「ゴール駆動」「ハイブリッド」 を中心に立ち読み
       しても分からない書籍の見どころを柔らかくお伝えする。
        - ディシプリンド・アジャイル・デリバリー(DAD)の紹介
        - 3C(coordinate, collaborate, conclude)リズム
        - ゴール駆動の開発
        - ハイブリッドプロセス
        - DADに登場するプラクティス
        - パターンとアンチパターン
        - その他の見どころ
      [形式] レクチャー
      [登壇] 岡 大勝 氏
       
       株式会社ゼンアーキテクツ チーフアーキテクト
       新卒入社した銀行系情報システム会社でCとCOBOLとプログラミングの作法を学び、
       日本DECではミッションクリティカルな金融ITインフラと格闘。日本HPにて
       開発プロセスの重要性に目覚める。
       日本ラショナルソフトウェアではオブジェクト指向とRUPの現場導入に力を注ぐ。
       2003年、SPEI(現:ゼンアーキテクツ)を設立。IT業界の建築設計事務所としてお客様の
       こだわりの詰まった業務システムを実現すべく日々奮闘を続けている。1972年生まれ。
       訳書「ディシプリンド・アジャイル・デリバリーエンタープライズ・アジャイル実践ガイド
       著書「「要求」の基本原則」「本当に使える開発プロセス

20:40 - 21:30 グループダイアログ
       開発現場やビジネスが抱える本当の課題とは何か?そのために何ができるのか。
       全員で考えてみましょう。このセッションでは、いくつかのグループに別れて
       登壇者も交えながらダイアログ(対話)を行います。本日のテーマは、
        ”アジャイルプロセスで開発していたけど、現実を突きつけられた瞬間”
       (アジャイルと現実の狭間) です。 「思てたんと違う!」と思わず声を大きく
       したことはありませんか。アジャイルに開発をすることは挑戦の始まりです。
       アジャイルガイド本を手に作戦無く現場に飛び込み、大きな事故に遭う前に。
       現実の世界へようこそ。

      [形式] グループダイアログ  
      [登壇] ダイアログの部では、引き続き岡さん、そしてDADの監修にあたった
          藤井智弘さん にもご参加頂きます。
  

今回のテーマの対象領域
DevLOVEでは、テーマがソフトウェア開発のどの領域にあたるのかを表記しています。今回の対象領域は、
プロセス品質, 外部品質, 内部品質
参考: http://www.slideshare.net/yusuke/devlove2012-15649580/7
  

お問い合わせ
イベントの情報については、DevLOVEなMLでも案内します。これを機会に是非、MLへのご参加下さい。
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developlove@gmail.com
企画者 市谷聡啓(@papanda)

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DevLOVEとは、開発(Develop)を愛する人たちの集まりです。 この集まりでは、開発の楽しさを再発見し、広げるために、下記3つのコンセプトのもと、明日の開発の現場に役に立つことを目指した勉強会やイベントを開催しています。 開発の楽しさを発見しよう。広げよう。 開発の現場を前進させよう。 自分から越境しよう。 新DevLOVEサイト: https://devlove.link...

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